
少し前に、NHKでやっていた『ひらやすみ』というドラマを観た。だからというわけでもないのだけれど、阿佐ヶ谷という町をあらためて歩いてみたくなった。駅の改札には朝の人の流れがあって、緑の看板の下をそれぞれの一日が抜けていく。そこから少し離れると、木陰の公園に黄色いすべり台が静かに光っていて、街の速度がふっと落ちる。大通りの音は近いのに、住宅地の角を曲がるだけで、洗濯物や植木鉢や古い塀が急に近くなる。歩道橋の上から青梅街道を見下ろして一枚撮ったのは、たぶんそのドラマの影響ですな。車の列、街路樹の影、信号待ちの人。なんでもない景色なのに、誰かの日々がちゃんと積もっている感じがして、阿佐ヶ谷はやっぱり歩いてみる町だと思った。派手な目的地がなくても、少し遠回りするだけで、見慣れた東京の中に別の時間が流れている。


*本文づくりにはAIを使用しておりますが、写真はAI生成ではありません。念のため。
